フードダイバーシティ対応の最前線を学ぶ

世界の食の多様化は凄まじいスピードで進んでいます。

ハラール、ベジタリアン、グルテンフリー、コーシャ等
宗教・主義・アレルギーを背景とした食の多様性(食の禁忌)は広がる一方です。

この講座では、あらゆる食の禁忌に関して一通り触れ、
中でも近年注目を集めている「ハラール・ベジタリアン」について深く学んでいきます。

ムスリム(=イスラーム教徒)は世界で16億人、ベジタリアンは9億人いると言われています。

インバウンド市場においても、マレーシア・インドネシアの観光ビザ緩和の影響を受け、
訪日ムスリム観光客は右肩上がりで増え続けています。

一方のベジタリアンですが、同じく可能性を秘めた市場として注目を集めています。
ベジタリアンと聞くと欧米のイメージが先行しがちですが、
実はすぐ近くの台湾では、国民の10%以上がベジタリアンと言われています。

ご存知の通り、台湾は親日家が多く、年間に約500万人が訪日しています。

そのうちの10%となれば、それだけでも結構な数字になるので、
団体ツアーには数名ベジタリアンが混ざっていることもしばしば。

ここまでお話すると、「ベジタリアンの方にはサラダを出しておけばいいのでは?」
とお考えの方が多くいらっしゃいますが、実はそうではありません。

ベジタリアンと一口に言っても
「乳製品を食べる方/食べない方」
「卵を食べる方/食べない方」
「五葷を食べる方/食べない方」 *五葷:ネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウ、アサツキ
など一括りにすることはできません。

一見難しそうに思われてしまいがちですが、
この講座ではそのポイントを体系立ててご説明いたします。

当日はいち早くハラール・ベジタリアン対応に取り組まれた台東区を範例に、
近年増加が著しい訪日ムスリム・ベジタリアンに対する「一歩からできる」具体的なおもてなし方法と、
サイトにおいて獲得できるデータを活用したマーケティング方法、さらに最新のSNSを活用した情報発信手法を様々な事例をもとに学びます。
また、当日はハラール・ベジタリアン対応店舗への実地見学も行います。

「ハラール・ベジタリアン市場について基礎から知りたい」
「飲食やホテルにおける具体的な対応方法を知りたい」
「できるだけ低コストではじめたい」
「ハラール・ベジタリアン対応を既に行っているが、伸び悩んでいる」

このような疑問を解決します。

お申し込みはこちら

主催

フードダイバーシティ株式会社

次回開催日時

2018年9月28日(金) 15:00~17:00

特徴

ハラール・ベジタリアンにまつわる基礎知識から実践的なマーケティング手法まで、一日で一通りすべてを学ぶことができます。

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ハラール・ベジタリアンにおける「正しい」基準は、個人の解釈によって異なる部分もあるため、日本の多くの企業が悩まされているようです。しかし、私どもは現場のムスリムやベジタリアンと密にコミュニケーションをとり、日本側として無理のない、現実的な対応方法は一体どのようなものなのかを具体的に協議してまいりました。その結果、この基準を台東区役所にご採択いただく運びとなりました。

ハラール・ベジタリアンインバウンドにおいて、抑えるべきポイントは実はたったの数点だったりします。この講座ではそのポイントを体系立ててご説明いたします。一通りの座学の後は、「百聞は一見にしかず」ということで実地見学を行います。台東区の現場を一緒に歩き、各店舗それぞれのおもてなし方法について学びます。

もちろん、「どこまでできるか」「どこまでやるか」は人それぞれですが、それを考えるためのヒントをぜひこの講座で掴んでください。

ムスリム対応店舗見学
実際にお店がどういう対応をしているかを見学します

こういった方にお勧めです

対象

飲食店、宿泊施設、商業施設、各地方自治体、食品メーカー関係者の皆様

このような疑問を解決

  • ハラール・ベジタリアン市場について基礎から知りたい
  • 飲食やホテルの現場における具体的な対応方法を知りたい
  • 地域連携における具体的な仕組みを知りたい
  • できるだけ低コストでハラール・ベジタリアン対応をはじめたい
  • 礼拝スペースはどのような場所、モノを用意すればいいのかを知りたい
  • 対応における成功事例だけでなく、失敗事例も聞きたい
  • ハラール・ベジタリアン対応を既に行っているが、伸び悩んでいる
  • ハラール・ベジタリアン対応を既に行っているが、新しく社員が入ったので、基礎から学ばせたい
  • 実際に商品が動く最前線現場情報を知りたい
  • 自社商品の適切なマーケティング方法を知りたい
  • フードダイバーシティ株式会社の活動を知りたい

コンテンツ

①ハラール・ベジタリアン市場の概観と基礎知識
②ハラール・ベジタリアンおもてなしにおける情報開示型の対応方法(インバウンド編)

  • 飲食店編
  • ホテル編
  • 商業施設編
  • 地方自治体編
  • 食品メーカー編

③情報発信方法について
④リピート獲得方法について
⑤浅草のハラール・ベジタリアン対応情報実地見学

講師

守護 彰浩 守護 彰浩 Akihiro SHUGO
フードダイバーシティ株式会社 代表取締役

千葉大学法経学部卒
2007年 新卒で楽天株式会社入社。
2012年 独立してコンサルティング会社を設立。
2013年 以前よりムスリムとの縁が深く、ハラールについて勉強するため全国のモスク、国立大学を周る。
2014年1月 日本国内のハラール情報を日本語、英語、インドネシア語、マレーシア語で世界に発信するポータルサイト「ハラールメディアジャパン」をサービスイン。
2015年4月 ハラールレストラン検索サイト「ハラルグルメジャパン」をアプリとともにサービスイン。ハラールの展示商談会を毎年開催し、これまで国内外の事業者1万人以上を動員。現場のムスリムの声を届ける講演を全国で展開中。

山崎 寛斗 山崎 寛斗 Hiroto YAMAZAKI
フードダイバーシティ株式会社 海外戦略部

法政大学社会学部卒
2016年 新卒で株式会社OPT入社。営業部所属後、入社1年目でコンペ勝利。
2017年 ハラールメディアジャパン(現:フードダイバーシティ株式会社)入社。
2018年 台湾・香港をはじめとする”中華系”のベジタリアン向け情報サイト「日本素食餐廳攻略」をサービスイン。

和田 海二 Kaiji Kadir Wada
フードダイバーシティ株式会社 海外戦略部

早稲田大学国際教養学部卒
2015年 ブルネイに留学。
2017-2018年 ハラールメディアジャパン(現:フードダイバーシティ株式会社)入社。自治体を中心にムスリムを対象にしたSNSやウェブによるプロモーションやコンテンツ制作を担当。

過去の開催実績

第一回 日時:2016年3月17日(木)13:30~17:00
場所:浅草文化観光センター
第二回 日時:2016年4月21日(木)13:30~17:00
場所:ビジョンシェア浅草
第三回 日時:2016年5月19日(木)13:30~17:00
場所:浅草文化観光センター
第四回 日時:2016年6月16日(木)13:30~17:00
場所:ビジョンシェア浅草
第五回 日時:2016年8月18日(木)13:30~17:00
場所:浅草文化観光センター
第六回 日時:2016年10月13日(木)13:30~17:00
場所:浅草文化観光センター
第七回 日時:2017年8月10日(木)13:30~17:00
場所:浅草文化観光センター
第八回 日時:2017年9月20日(水)13:00 – 16:00
場所:浅草 すし賢
第九回 日時:2017年11月22日(水)14:00 – 17:00
場所:台東館 | 東京都立産業貿易センター
第十回 日時:2017年12月12日(火)13:30~17:00
場所:浅草文化観光センター
第十一回 日時:2018年2月14日(水)14:00~17:00
場所:浅草 すし賢
第十二回 日時:2018年2月21日(水)14:00~17:00
場所:浅草 すし賢
第十三回 日時:2018年5月25日(金)15:00~17:00
場所:浅草 フードダイバーシティ(株)オフィス
第十四回 日時:2018年6月22日(金)15:00~17:00
場所:浅草 フードダイバーシティ(株)オフィス
第十五回 日時:2018年7月27日(金)15:00~17:00
場所:浅草 フードダイバーシティ(株)オフィス
第十六回 日時:2018年8月31日(金)15:00~17:00
場所:浅草 フードダイバーシティ(株)オフィス

定期講座の他にも、台東区、千葉市、別府市、栃木県、宮崎県、慶應義塾大学、株式会社ドン・キホーテ、株式会社ラオックス(敬称略)などでセミナー実績がございます。

費用

10,000円(税別)

  • 教材費等はかかりません
  • 録音、録画はご自由にしていただけます
  • どのような業態、業種の方でもご参加いただけます

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