このお店は閉店しました。

シリア難民の奮闘、埼玉にレストランをオープン。

埼玉 浦和にある「ドバイレストラン」

埼玉 浦和にある「ドバイレストラン」というお店をご存知でしょうか。

本場中東で修行を積んだシェフが、現地の味を忠実に再現していると、にわかに注目を集めています。

オーナー

取材時に近くに座っていたシリア在住経験のある日本人男性もご満悦の様子で、
「日本にある多くの中東レストランは日本風にアレンジされてしまっているけど、ここの料理は本物です。
 久々に本場の味を堪能することができました。」と一言。

やっとの想いで開業

そんなドバイレストランですが、開店までの道のりは決して平坦では無かったそうです。

それもそのはず、オーナーのジュディさんは、
シリアの内戦の被害を受け、日本に避難してきたシリア難民なのです。

必死の想いで逃げてきたジュディさんが日本にたどり着いたのは、今から5年前の2012年。
日本に来てからは、アルバイトで生計を立てつつ、悪戦苦闘を繰り返す日々。
その後も苦労の連続だったそうですが、
本年2017年に一念発起し、
貯金をはたいて地元中東のレストランを開業されたそうです。

お店のこだわり

オープンから4ヶ月が経とうとしておりますが、
開業してからも課題は絶えないそうで、
日々趣向を凝らして、サービス向上に努めているようです。

その成果もあり、お店からは強いこだわりが伝わってきます。

店内の内装は中東を感じるようなレンガ模様の作りになっており、
またシリア内戦前の美しい写真が飾られてました。

シーシャ

内装

料理の方も、中東ならではのラインナップ。
王道のケバブに関しても、
通常のトルコ風ソースは使っておらず、
シリア風ソースを使っているそうです。
少し違った雰囲気を楽しみたい場合にはもってこいですね。

メニュー

ケバブにも心惹かれましたが、
今回は一風変わった「ファラフェルセット」を注文。

食べ物

飲み物

ファラフェルとは、ひよこ豆からをベースにしたコロッケのような食べ物で、
ナンを薄くしたような生地に、オリーブオイルをペイストし、
野菜(トマト・ピクルス等)をサンドして食べるのが現地流とのことでした。

食べてみた感想ですが、
ひよこ豆の香りが香ばしく、
後味もスッキリしているので、
中東料理に馴染みのない方でも食べやすい印象を持ちました。
個人的にもリピートしてみたいと思わせられる味でした。

百聞は一見に如かず

この記事を読んで是非とも行ってみたいと思われた方は、
ドバイレストランさんのFacebookページをご覧ください。

2017年6月17日には、中東の楽器演奏者も招待してイベントを開催されるようなので、
気になる方は問い合わせてみては如何でしょうか。

外装

看板

ドバイレストラン

Address
埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷4-6-17
OPEN
8:30-21:30
CLOSE
月曜日
Halal Gourmet Japan
https://www.halalgourmet.jp/ja/restaurant/789151

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