世界にお好み焼きを！オタフクソースがハラール認証を取得しました

お好み焼きやたこ焼きに欠かせないお好みソース。しかし、日本で販売されている多くのお好みソースは豚肉由来の成分が含まれています。

今回、お好みソースで有名なオタフクソースがマレーシアにて2017年3月１日、お好みソース等16品目を対象にハラール認証を取得しました。

ハラールお好みソース製造のきっかけ

マレーシアでお好みソースのハラール取得をしたきっかけは、「世界にお好み焼きを」というオタフクソースのミッションでした。

そのミッションを達成するため、世界の４分１を占めるムスリムの方々にお好みソースを届ける必要があり、その最初の一歩がハラール認証取得でした。現在はマレーシアに製造工場を構え、マレーシアで飲食店などを対象に国内販売のみをしていますが、今後はより多くのお客様にハラールお好みソースを届けるため、マレーシアを中心に中東などのイスラム圏に幅広く輸出展開していく予定です。

日本への輸出も夏頃を予定しています。

ハラールお好み焼きのまでの道のり

ハラール認証を取得するにあたり、原材料もすべてハラール認証を取得している必要がありました。そのため、マレーシアの材料で揃える必要があり、その日本のお好みソースの味を再現するのに約１年かかりました。アルコール、肉類のエキスを一切使わず、魚介、植物性成分に代替することで日本で味わえるお好みソースの味を再現しました。

また、ムスリムの方がハラールエグゼクティブ、プロダクトリーダー等を担い、日本人スタッフと現地スタッフが一つになり、開発・生産を行っています。
そして、ハラール認証の構想から約３年の年月を経て、認証取得に至りました。